【ビール好き必見】プリン体ゼロビールで尿酸値は下がるのか?

尿酸値を下げるコラム
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プリン体ゼロ、糖質ゼロのビールを飲んだからといって尿酸値が下がるわけではない

 

  • 肥満、尿酸値が高いと健康診断や人間ドッグで指摘されたけどビールが飲みたい・・・
  • 痛風・高尿酸血症だけどどうしてもビールが飲みたい・・・
  • 毎日ビールを欠かさず飲んでいるのでプリン体や尿酸値、肥満が気になる・・・

 

現在、様々なビールや発泡酒が売れ行きを伸ばしています。

その中でも特に売り上げを伸ばしていて、尿酸値が高い人、痛風・高尿酸血症の人が気になるビールや発泡酒といえばプリン体ゼロ、糖質ゼロ、人工甘味料ゼロ、ノンアルコールビールといった機能性飲料と言われるものです。

ほとんどの人は「プリン体ゼロ」や「糖質ゼロ」など聞くとなんだか身体によさそうと思って飲む人もいるかもしれません。

そして、やはり気になるのは「プリン体ゼロビールを飲んで尿酸値は下がるのか?」ということ。

しかし、結論から言うとこれらのプリン体ゼロビールや糖質ゼロビールなどをうたった機能性飲料を飲んだとしても尿酸値が下がることはなく、痩せるわけでもありません。

それどころか逆に健康の危険性が指摘されている成分が配合されていることもあります。

この記事ではビール好きで痛風や尿酸値が気になる人にプリン体ゼロ、糖質ゼロ、人工甘味料ゼロ、ノンアルコールビールが尿酸値を下げるのに有効なのかについて説明しています。

 

ビールに含まれるプリン体よりもアルコールの作用の方が尿酸値が上がりやすい

 

ビールにプリン体が多く含まれていることは多くの人に知られています。

なので、ほとんどの人は尿酸値を上昇させる要因がプリン体にあると思っている人もいるみたいです。

実は食べ物を通して体に入るプリン体は全体の約2割程度しかなく残りの8割は体内で作られていることがわかっています。

つまり、ビールに含まれるプリン体による影響は僅かで、たとえプリン体ゼロビールを飲んだとしても体内の尿酸の量にほとんど影響しないということです。

高プリン体の鶏レバーのプリン体含有量は約312.2mg、カツオでも約211.4mg です。

対して、ビール350mlに含まれるプリン体は、わずか12mgから25mg程度しかありません。

プリン体ゼロとなっている場合は0.5mg/100ml以下となっています。(プリン体ゼロとなっている場合でもプリン体が全く入っていないわけではなく、0.5mg/100ml以下であればプリン体ゼロと表示していいことになっています。)

ですが、プリン体だけに着目してみれば、プリン体ゼロビールの方が若干プリン体含有量が少ないように見えますが、高プリン体食品と比較するとあまり多くありません。

じゃあ、プリン体ゼロビールならいくらでも飲んでもいいんだ」ってそういうわけでもありません。

それはあくまでプリン体だけの観点から見た場合です。

なぜなら、ビールに含まれるプリン体よりもアルコール自体の尿酸値を上げる作用の方が大部分を占めているからです。

ということは、プリン体ゼロビールでもアルコールが含まれていれば尿酸値が上がってしまうわけです。

そういうことから、プリン体ゼロビールを飲んだとしても尿酸値が下がるわけではないんです。

しかも、「プリン体ゼロ」「プリン体カット」という言葉に気を許して、たくさん飲んだりプリン体の多いつまみなどを摂ってしまえは意味がありません。

でも、「そしたらなぜビールのプリン体がこんなに悪者にされているのか?」といえば、アルコール飲料の中ではビールはプリン体の多い部類に入っているということが一つの理由として挙げられます。

飲料名プリン体(mg/100ml)尿酸換算(mg/100ml)
ウイスキー0.1~0.30.1~0.4
ブランデー0.40.4
焼酎(25%)00
日本酒1.2~1.51.4~1.9
ワイン0.4~1.60.5~1.8
ビール3.3~8.43.7~9.6
発泡酒0.2~4.60.2~5.2

 

この事とアルコールの相乗作用がクローズアップされて、実際以上にビールのプリン体が悪者というイメージが定着してしまったわけです。

これを逆手にとってセールスをしているのが大手ビールメーカーです。

しかも、プリン体はうまみ成分とも言われているものでカットすることで確実に美味しくなくなります。

プリン体ゼロビールの発泡酒はよくまずいと言われていますが、これはうまみ成分の一つであるプリン体がほとんど含まれていないためです。

またプリン体ゼロ、糖質ゼロなどの言葉にはある種の安心感がもたらされるのか、このような機能性飲料飲んでいる人は飲みすぎの傾向があるのも問題です。

 

糖質ゼロビールは危険な人工甘味料が使用されている。

 

尿酸値が高い要因の一つに肥満が挙げられますが、その肥満の人が気になるのが糖質です。

糖質とは食物繊維がのぞいた炭水化物の事を指します。

食物繊維は消化吸収されないためエネルギーとはなりません。

しかし、糖質は消化吸収されてブドウ糖や果糖を経てエネルギーに変換されます。

そして、一部はグリコーゲンとして蓄積されます。

ですが、糖類を過剰に摂取した場合には肝臓が分解するために活発に機能しなければなりません。

それにより尿酸は分解する機能が低下して、その結果尿酸値が高くなってしまう要因にもなります

また、分解しきれなかった糖類が十分吸収されずに血液中にとどまった場合には高血糖を引き起こしやすくなります。

過剰に摂取したブドウ糖や果糖は脂肪に変換されて内臓脂肪として体内に蓄積されていきます。

これが内臓脂肪肥満の原因になります。

糖質が体に良くないというイメージが先行しているのは糖質制限ダイエットというものが流行ったというのも背景にあります。

そこでビールメーカーはこぞって悪者のイメージがついた糖に変わる人工甘味料を添加した糖質ゼロ発泡酒や第3のビールを発売しました。

そこで問題なのはビールには原材料の使用基準が厳密に定義されていますが、発泡酒にはその規制が無く様々な食品添加物が使用できることになっていることです。

例えば、発がん性が指摘されているカラメル色素。

糖の代わりに使用されている人口甘味料にはアセスルファムKが使用されています。

また、本物のビールよりも発泡酒が安い理由の一つには、このような食品添加物が使用されていることでコストが下がっていることもあるんです。

 

アセスルファムKとは

 

アセスルファムKは1967年にドイツの科学者によって偶然発見されたもので甘さはショ糖の200倍あります。

これは自然界に無い化学合成物質で、体内で分解されることもなく代謝もされません。

そのため体中を駆け巡り、最終的には肝臓や腎臓に蓄積されて免疫力の低下が指摘されています。

アセスルファムKは動物実験において犬にアセスルファムK を0.3%、1%、3%含んだ餌犬に与えた実験では、0.3%与えた犬のグループではリンパ球が減少し3%の犬のグループでは肝臓に障害が起きたときに増えるGPTの増加が認められました。

また、多くの人が減量のために人工甘味料使っているようですが、その有効性を検証したすべての調査において、人工甘味料を使った人は普通の炭酸飲料飲んだ人よりむしろ体重が増加したという結果が出ています。

ですので、体の健康や尿酸値を気にしている人は、これらの機能性飲料や発泡酒を飲むより、まだ普通のビールを飲んだ方が体には良いということになります。

 

ならプリン体ゼロ、糖質ゼロ、人工甘味料ゼロビールなら飲んでもいいのか?

 

最近は人工甘味料の危険性が知れ渡ったのかビールメーカーも人工甘味料ゼロをうたったビールを続々と発売しています。

人工甘味料ゼロということで問題になるアセスルファムKなどの合成甘味料は添加されていません。

ですが人工甘味料ゼロビールでも食品添加物はしっかり使われています。

中でも、避けたいのは発がん性が指摘されているカラメル色素です。

カラメル色素はビールの色を濃くするためだけに使用されています。

カラメル色素にはカラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4種類があり、カラメルⅢとⅣには発がん性のある4メチルイミダゾールが含まれています。

そして、日本にはどのカラメル色素を使用しているかの表示義務はありません。

健康を考えるのであれば原材料にカラメル色素と表示された発泡酒は避けた方が無難です。

また表示されていないからといって安心できません。法律の抜け穴があることも知っておくべきです。

酵母エキスは食品添加物に指定されていないため無制限に使用することが可能になっています。

酵母エキスは遺伝子組み換えによって作られた原材料にしています。

この遺伝子組み換え食品も発がん性が指摘されています。

 

痛風・高尿酸血症の人は休肝日を設けて適量を守り本物のビールを飲むのがオススメ

 

これまでプリン体ゼロ、糖質ゼロ、人工甘味料ゼロなどの発泡酒について説明してきました。

これを読んで「どれも飲めたもんじゃねえじゃねえか!」なんて言う人もいるかもしれません。

その通りです。

健康を気にしている人は、調べれば調べるほど日本で売られている発泡酒に関しては飲む気が失せます。

日本は世界一食品添加物の認可数があります。

遺伝子組み換え食品も日本一輸入されているといわれています。

ビールの本場ドイツではビールに副原料を使用することはほとんど認められていません。

一方、日本ではビールでも副原料を使用することが認められています。

はっきり言えば発泡酒とは食品添加物などでビールに似せて作られたフェイク(モドキ)です。

なので、せっかく飲むのであれば、人工甘味料や食品添加物の含まれた偽物のビールを飲むより、添加物が使用されていない麦芽100%の本物のビールを飲むほうがまだマシです。

一般的には痛風や高尿酸血症を患っている人はビールやお酒はNGと思われている人もいるかもしれませんが、尿酸値を下げるという観点から言えば休肝日を作り適量を守れば好きなビールを飲んでも基本的にOKなんです

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毎日飲酒をすれば尿酸値はすぐに上がってしまい、痛風発作を引き起こすリスクが高まります。痛風や高尿酸血症の人は一切禁酒というわけではなく、適量を守り、休肝日を設ければ飲んでもOKです。

 

まとめと尿酸値が気になるけどどうしても飲みたいという人にオススメのビール

 

尿酸値や健康を気にする人は適量を守り休肝日を設ければ基本的にどのビールを飲んでもOKです。

ですが、健康を気にするのであれば、できることならこれまで説明したような食品添加物、人工甘味料が入っていないビールが望ましいと思います。

また、ビールに含まれるプリン体に関しては、あまり気にする必要はありません。

問題はアルコールですから・・・。

なので、アルコールが使用されていないノンアルコールビールは尿酸値を下げるわけではありませんが、尿酸値を上げにくいので有効です。

中には、「アルコールが入っていないビールなんてビールじゃないわ!」なんていう人もいるかもしれませんが・・・。

それに、休肝日などにどうしてもビールが飲みたくなった場合にはノンアルコールビールを飲むのも一つの方法です。

ちょっと価格が高いな」といってビールを敬遠していた人は、僕も実践しているプチ断食や1日1食で、すぐにそのくらいの費用は捻出できますよ。

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プチ断食、1日1食はメジャーになりつつある健康法で、断食を行うことで、食物を消化するために使われるはずだったエネルギーは、体の治癒、免疫、排毒に使われることになり、様々な効果が期待できます。

 

ここではそういった人におすすめの副原料なしの麦芽100%ビールや無添加のノンアルコールビールを紹介します。

 

 

ノンアルコールビールのヴェリタスブロイは「ビール純粋令仕様」で「モルト」「ホップ」「酵母」だけからつくられており、コスパも1本当たり100円もかかりません。

本場ドイツのビールの味やコク、風味が味わえます。


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ビールが自作できるキットもあります。

初期費用に16000円ほどかかりますが350mlビール1本あたり40円もかからないそうです。

手間はかかりますが、食品添加物もないしコスパも非常にいいです。

昔の子供チャレンジについてきた付録みたいですが、自分で好みの本物のビールを手作りするのもいいかもしれません。

レビューもかなりの高評価です。

以上ですが、「プリン体ゼロ」などの無知な消費者をターゲットにしたメーカーの策略にはまらないようにしましょう。

また、ビールより安いからといって発泡酒の価格の安さにつられてこういった危険性も知らずに飲んでいる人もいるかもしれません。

企業や国は国民の健康よりも企業の売り上げを優先する実情があります。

今や痛風や高尿酸血症患者も年々増加して、ガンに関しては3人に1人がかかるといわれていて、若い人でもガンになる人も増えています。

このような日本の現状も生活習慣病の増加の一因になっているともいわれています。

今は情報が健康や人生を決定づけるといっても過言ではありません。

また、テレビや新聞などのメディアはこういったことを一切報道しません。

それはスポンサーにビールの企業がついているからです。

スポンサーの不利になるようなことは報道できない仕組みになっているから、テレビや新聞などからは本当の情報は得られないということです。

テレビCMだけ見て「最近健康診断で尿酸値が高いと指摘されたからなー」といってプリン体ゼロビールを飲んでいる人はビールメーカーの策略にはまってしまっているというわけです。

様々な情報を自分で調べて、テレビの情報だけを鵜呑みにせず総合的に判断するのが大切です。

くれぐれも痛風・高尿酸血症の人は適量を守り、休肝日を設けてビールを飲みすぎないように注意しましょう。

また、尿酸値が高くてビールやお酒好きな人には、プリン体やアルコールなどを吸着して排出する作用があるユーグレナという食品を利用するのも尿酸値を下げる一つの方法です。

詳しくは下の記事でくわしく説明しているので是非、読んでみてください。

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