ビタミンCには尿酸排泄を促進する効果がある。
尿酸値を下げるためには、プリン体を多く含む食品を避けたり、肥満を改善するために摂取食事量を制限することですが、もっと効率よく尿酸値を下げるには、尿酸値を下げる食品を摂ることも重要になります。
中でも尿酸値を下げる効果がある栄養素に「ビタミンC」があります。
ビタミンCには腎臓での尿酸の排泄を促進する作用があり、結果的に尿酸値を下げることに期待ができるんです。
ビタミンCが多く含まれているのが生野菜
ビタミンCが多く含まれているのが生野菜や果物です。
しかし、ビタミンCには水に溶けやすい水溶性の特性があり、水洗いや水に長時間つけたりするとビタミンCが水に溶け出して、損なわれてしまいます。
また、ビタミンCは加熱にも弱く、加熱調理でも失われやすいんですね。
そのようなことから、できるだけ生のままの野菜を食べるようにすれば、ビタミンCを失わず補給できます。
ビタミンCの多い野菜・果物
野菜 | 赤ピーマン170mg、芽キャベツ160mg、ブロッコリー120mg、カリフラワー81mg、ゴーヤ76mg、キャベツ、41mg、ホウレン草35mg、さつまいも29mg、トマト15mg |
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果物 | レモン100mg、柿70mg、キウイフルーツ69mg、いちご62mg |
僕の場合は、コールドプレスジュースをつくるので無農薬レモンでビタミンCを摂取しています。
以前は、電子レンジでブロッコリーを温めて食べていたのですが、栄養素を破壊するというのを知ったのでやめました。
煮物やスープで調理した場合には、ビタミンCや水溶性ビタミンが残り汁に溶け出しているので余さず飲み干すようにすると、ビタミンCを効果的に補給できますよ。
また、野菜には尿酸値を下げる効果だけでなく、尿のアルカリ化を促進して合併症の尿路結石の予防にも期待できます。
野菜に含まれる食物繊維には血糖値やコレステロールを下げる作用もあるのでビタミンCを含む野菜を積極的に摂り入れるようにしましょう。
サプリメントを利用してビタミンCを摂る
野菜そのものが苦手という人はサプリメントや健康食品を利用するのも一つの方法です。
僕も利用している「ユーグレナ(ミドリムシ)」はプリン体を吸収抑制・排出する作用があり、ビタミンCを含む栄養素が59種類含まれています。
痛風予防改善の効果が期待できるとして「パラミロンのプリン体吸収抑制剤及び血中尿酸値低減剤」の特許を取得していて、尿酸値を下げる効果も立証されているんです。
その他にも、中性脂肪を下げたい人や野菜嫌いの人にもかなりお勧めの食品です。
サプリメントや健康食品だけに頼りきりではダメだと思いますが、続けやすく継続できなければなかなか効果が現れません。
自分の生活習慣に合わせて、健康食品やサプリメントを取り入れていきましょう。