「何を食べるか」より先に「どれだけ食べるか」を見直してください
「プリン体が多い食品は控えた。お酒も少し減らした。でも尿酸値が下がらない」——よく聞く話です。
原因のひとつは食べる量が多いままだからです。尿酸の約70〜80%は体内で産生されます。つまり食材を選ぶより先に、食べすぎで増える体重・代謝の乱れを見直したほうが、数値には効きやすい。
この記事では「完璧な食事制限ではなく、少し量を減らすだけで尿酸値が変わる」という考え方と、ずぼらな僕でも続いた具体的なやり方をお伝えします。
結論:完璧にやらなくていい。まず1食だけ減らす
- 食べすぎを見直す——プリン体ゼロより食べる量を減らすほうが効果が出やすい
- 完璧な制限より継続——「毎日8割に抑える」くらいが長続きする
- まず1食だけ変える——全部一気に変えようとすると3日で挫折する
「全部我慢する」ではなく「少し減らす」だけでいいです。それだけで体重が落ち始めて、尿酸値も動きます。
⛔ 先に確認:やりすぎ注意のNGパターン
- ❌ 断食・ファスティングで一気に落とす——細胞が分解されて尿酸値が一時的に上がることがある
- ❌ 糖質を極端にゼロにする——代謝が乱れて逆効果になることがある
- ❌ 1日1食を急に始める——最初から飛ばすと続かないし体への負担が大きい
- ❌ 食べない代わりにお酒を飲む——アルコールが尿酸排泄を妨げる
少食の目的は「ゆっくり体重を落として代謝を整えること」です。急激に落とそうとすると体が防御反応を起こして、かえって尿酸値が上がることがあります。

なぜ食べすぎが尿酸値に直撃するのか
食べすぎ→体重増加→内臓脂肪が増える→尿酸の産生量が増え・排泄が減る、という流れです。食材の中のプリン体だけが問題ではなく、食べすぎ自体が体内での尿酸産生を増やします。
僕は40代、デスクワーク、毎晩ビールと揚げ物、おかわり当然。「プリン体ゼロのビールに変えれば大丈夫」と思っていましたが、食べる総量が変わらなければ意味がなかったわけです。

ずぼらな僕が実際に続けた少食の工夫3つ
① おかわりをやめた(だけ)
最初に変えたのはこれだけです。ご飯のおかわりをやめる。夕食のビールをもう1本追加しない。「やめる」ではなく「追加しない」という感覚にすると、我慢している感じがなくなります。
これだけで1日あたり200〜400kcal程度は自然に減りました。特に何かを制限したわけでもなく、ただ「追加しない」だけで数字が変わり始めた。
② 夜を一番軽くした
昼は普通に食べていいです。夜だけ少し軽くする。デスクワークの夜は消費カロリーが少ないので、夜の食事量を8割にするだけでも積み重なると大きな差になります。
「夜は丼より定食、定食より小鉢2品」くらいのイメージで十分です。がっつり制限しなくていいです。
③ 朝食を抜いて1日2食にした
これが一番効きました。参考にしたのは「やって良かった!1日1食・長生きしたければ朝食は抜きなさいの1日2食健康法」です。朝食を抜くだけで自然に食事の総量が減り、胃腸を休ませる時間が生まれます。
ただし最初から1日1食は勧めません。まず1日2食に慣れることが先です。体が慣れてきたら自然と食事量の調整ができるようになります。
| 開始時 | 3ヶ月後 | |
|---|---|---|
| 体重 | 81.7kg | 60.3kg |
| 尿酸値 | 9.2mg/dL | 5.8mg/dL |
少食に加えてやると効果が上がる2つのこと
水分をしっかり飲む
食事量を減らしながら水分補給を増やすと、尿量が増えて尿酸の排泄がスムーズになります。食事を減らすだけでは排泄が追いつかないことがあるので、水を1日1.5L飲む習慣をセットで作るのがおすすめです。

飲酒の量を合わせて減らす
食事量を減らしてもお酒の量が変わらなければ効果が半減します。アルコールは尿酸の排泄を妨げるうえに、液体カロリーで体重増加にも直結します。食事を減らすタイミングで、お酒も一緒に見直せると一番効率がいいです。

まず今日の夕食を「8割」にするだけでいい
完璧にやらなくていいです。全部一気に変えなくていいです。
今日の夕食を少しだけ少なくする——それだけが最初の一歩です。おかわりをやめる、丼をやめて定食にする、ご飯を少し残す。何でもいいです。1週間続いたら次の一手を考えればいい。
3ヶ月で体重21kg減・尿酸値9.2→5.8を達成した全記録は、こちらにまとめています。

急激な食事制限・断食・極端な糖質カットは、一時的に尿酸値を上昇させる可能性があります。持病がある方・尿酸値が9.0以上の方・投薬治療中の方は、必ず医師にご相談のうえ取り組んでください。最終更新:2026年5月


