痛風発作が起きたら——今すぐやること・絶対NGな行動
- 患部を動かさず、楽な姿勢で安静にする
- タオルで包んだ保冷剤で患部をそっと冷やす(直接当てない)
- 水をコップ1杯、ゆっくり飲む
- 下の受診目安を確認する
焦らなくて大丈夫です。まずこの4つだけ順番にやってください。
⚠️ 注意
初めての発作・発熱・歩行困難・強い腫れ・長引く痛み・尿酸値9以上・腎機能異常がある方は、自己判断せず必ず医療機関を受診してください。
⛔ 発作中に絶対やってはいけないこと
痛くて何かしたくなる気持ちはわかります。でも以下の行動はすべて症状を悪化させます。
- ❌ 温める・湯船に入る——血流が増えて痛みが激しくなる
- ❌ 患部を揉む・マッサージする——炎症が広がって痛みが増す
- ❌ 無理に歩く・患部を動かす——関節への刺激でさらに悪化する
- ❌ お酒を飲む——尿酸値がさらに上がり、脱水にもなる
- ❌ 「そのうち治る」と放置する——繰り返すたびに関節へのダメージが蓄積する
1回目の発作のとき「温めたら楽になるかも」と思って湯船に入りました。結果、さらに激しく痛くなって一晩中うなっていました。本当にやめてください。
正しい応急処置の手順
手順1:患部を安静にする
患部を心臓より少し高い位置に置き、動かさないようにします。クッションや丸めたタオルを足の下に敷くだけでOKです。トイレ以外はできるだけ動かないことが原則です。
「歩けば少し楽になるかも」と思って動き回ると、かえって痛みが増します。これだけを守ってください。
手順2:間接的に冷やす
保冷剤や氷をタオルで包んで患部に当てます。直接当てると凍傷になるので必ずタオルを挟むこと。15〜20分当てたら一度外す、を繰り返してください。冷やしすぎも逆効果になるので注意です。
手順3:水をこまめに飲む
尿酸の排泄を助けるために、コップ1杯の水をゆっくり、こまめに飲みます。一度に大量に飲まないこと。スポーツドリンク・ジュース・お酒は厳禁です。
応急処置でできるのはここまでです。痛みが強い・熱がある・歩けないといった場合は、自己判断せず医療機関を頼ってください。

🏥 これに当てはまったらすぐ受診してください
- 初めての発作——骨折・感染症など別の病気の可能性がある
- 歩けない・体重をかけられない
- 38度以上の発熱がある
- 腫れが強く、皮膚がテカテカ・パンパンに見える
- 3〜4日経っても痛みが引かない
- 尿酸値が9.0以上、または腎機能も引っかかっている
- 過去に何度も発作を繰り返している
特に「初めての発作は必ず受診」です。蜂窩織炎(皮膚の細菌感染)・偽痛風・関節リウマチなど、見た目が似ている別の病気があります。迷ったら受診、が原則です。

発作の痛みが治まったら——再発を防ぐために動く
発作は「治った」のではなく「収まっただけ」です。痛みが引いた後こそ、再発を防ぐタイミングです。まずこの4つを見直してください。
- 💧 水分——1日1.5〜2L程度を目安にこまめに飲む
- 🍽️ 食事量——食べすぎ・夜食・早食いを減らす
- 🍺 飲酒——量と頻度を見直す。休肝日を作るだけでも違う
- ⚖️ 体重——まず1kgだけ落とすことを目標にする
詳しい改善方法は下の記事で読めます。落ち着いたタイミングで参考にしてください。


発作が落ち着いて水分補給の習慣を続けたいと思ったとき、ペットボトルを買い続けるより浄水器を取り入れる方が長続きしやすいです。あくまで生活習慣づくりの補助として、参考程度に見てみてください。

今は安静・冷却・水分・受診判断——それだけで十分です
今は余計なことを考えなくて大丈夫です。安静・冷やす・水を飲む・受診判断、この4つだけに集中してください。
痛みが落ち着いたら、再発を防ぐための生活改善へ一歩ずつ進んでいきましょう。焦らず、まず1つから始めれば十分です。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・診断・治療の代替となるものではありません。初めての発作・発熱・激痛・歩行困難・長引く症状・尿酸値9以上・腎機能異常がある場合は、自己判断せず必ず医療機関を受診してください。最終更新:2026年5月


